南アフリカの名門ワイナリー「クレイン・コンスタンシア」より、ナポレオンをはじめ、多くの偉人達を虜にした南アフリカの甘口ワイン「ヴァン・ド・コンスタンス 2020」新ヴィンテージ入荷のご案内です。 「ヴァン・ド・コンスタンス 2020」について生産者は「収穫までの期間を通じて素晴らしいコンディションに恵まれた例外的なヴィンテージ」と説明しております。ワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーター、ジェームス・サックリングでは96点、ヴィノスでは95点を獲得し、さらに南アフリカの権威ある評価ガイド「プラッターズ・バイ・ダイナースクラブ・ワインガイド 2024」では5つ星を獲得し、南アフリカ・ベスト甘口ワインに選出されるなど各誌で高い評価を得ております。
南アフリカでの甘口ワインの歴史は古く、ドイツの「トロッケンベーレンアウスレーゼ」、ボルドーの「ソーテルヌ」より古くから造られています。クレイン・コンスタンシアは南アフリカにてワイン造りが始まったのとほぼ同時期である1685年に設立。1777年に3つに分割され、そのうちの一つをヘンドリック・クロートが購入します。彼が生み出した甘口ワインは国境を越えて評判を呼び、フランス皇帝ナポレオンやアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンがこのワインを愛飲しておりました。 その後、フィロキセラの被害に合い、一時は生産が途絶えてしまいますが、1986年に当時の製法を参考に復活。2012年にはボルドーのアンジェリュスとコス・デルトゥルネルのジョイントベンチャー、アンヴィカ・ヴィンヤーズと合併し、更にワインの品質を向上させております。
2020ヴィンテージは例外的に収穫が早まりましたが、ヴァン・ド・コンスタンスは60日間かけて徐々に収穫が行われるのが特徴です。早摘みした酸の高いブドウからレーズン状態になった遅摘みのブドウを粒単位で選んで収穫し、別々に醸造を行います。それにより、凝縮感が有りながらも綺麗な酸がしっかりと感じ取れるワインが生み出されます。
是非、ご検討の程お願い申し上げます。
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