「クロ・ランソン」は、ランス市内にある、周りを石垣で囲まれた1ヘクタールの小さな畑で育てられた樹齢30~60年のシャルドネから造られます。ワインはアルゴンヌ産のオーク樽にて1次発酵を行い、マロラクティック発酵を行わず瓶内2次発酵。13年の年月をかけて熟成されました。
ワイン・アドヴォケイトでは94点を獲得するなど高く評価されております。
ランソンは、1760年に創業した最も古い歴史を有するシャンパーニュ・メゾンの1つです。創業者であるドゥラモット家の2代目が後継者に恵まれなかったため、ジャン・バプティスト・ランソンに事業を譲ったことから、1837年に現在の社名に変更になりました。
その後、1860年のヴィクトリア女王時代より英国王室御用達を獲得しており、2001年にはテニスの国際大会の1つ、ウィンブルドン選手権のオフィシャルシャンパーニュになるなど、古くから愛されるシャンパーニュ・メゾンとなります。
現在クロ・ランソンは、シャトー・ラトゥールやディケムを始め、イタリアのソライア、オルネライア、カリフォルニアのオーパス・ワンなど、超高級ワインを扱うネゴシアンのグループ「ラ・プラス・ド・ボルドー」で取引が行われており、今回入荷分もこの正規ルートを通って入荷したものです。