アリラはルーマニアの南東、黒海に面するドブロジャに位置するワイナリーです。ドナウ川のほとりに位置する2つの畑「アリマン(Aliman)」と「ラソヴァ(Rasova)」を組み合わせて「アリラ(Alira)」と名付けました。


アリラのワインを手掛けるのは、弊社人気のブルガリアワイン「エニーラ」を始め、サンテミリオンの「ラルマンド」や「ベルフォン・ベルシェ」を手掛けた醸造家マーク・ドゥウォーキン。紀元前から葡萄栽培が行われていた歴史のあるこの地域に、高いポテンシャルを感じたマーク・ドゥウォーキンがエニーラの株主でもある実業家カール・ハインツ・ハウプトマン博士とともに設備投資を行い、エニーラ同様、ボルドーの有名ワインに比肩する品質のワインを造るためアリラを設立しました。アリラが位置するドブロジャ一帯はドナウ川と黒海に囲まれた丘陵地帯で、大陸性気候の温暖な気候に加え、降水量も少なく、葡萄栽培には非常に適したテロワールです。アリラでは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどボルドー品種だけでなく、この地のワイン造りに敬意を払い、ルーマニアの土着品種「フェテアスカ・ネアグラ」も栽培しております。マークは「私達のワインを味わうときには、ふくよかな味わいや複雑な構造だけでなく、それを造るために努力を注いだ全ての人に思いを馳せ、ワインの背後にある歴史を感じてください。」と語ります。


ヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソンの共著、「世界のワイン図鑑 第7版」ではルーマニア最大級のワイナリー「ムルファトラール」とともにアリラが掲載されております。文中では「ルーマニアは緯度でも標高でも、フランスと類似している。」「ドブロジャ地方はルーマニアで最も日照量に恵まれ、最も雨の少ない地域である。サブリージョンのムルファトラール地区は石灰岩の土壌の上で特によく成熟し、陸に向かって吹く微風により和らげられた葡萄から造られる柔らかな赤、甘美な白や甘口のシャルドネで高い評価を得ている」と評されております。


TRIBUN 2018 <赤>

  • 商品コード006810
  • 【JAN】4582565765038
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TRIBUN 2018 <赤>

アルコール度数 Alc:14.5%

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トリブン

TRIBUN 2018

価格¥2,400 (希望小売価格)

生産者名:ALIRA (アリラ)
原産地呼称:D.O.C. -C.M.D. OLTINA
品種:フェテアスカ・ネアグラ50% メルロー30% カベルネ・ソーヴィニヨン20%
◎フェテアスカ・ネアグラ―直訳すると「黒い乙女」という名のルーマニアの土着品種。紀元前からこの地域に住んでいたダキア人の時代には既に栽培されていたと言われております。寒さや干ばつに強い品種で、果皮が厚く、アントシアニンが豊富なため、ワインに厚みをもたせます。また、プルーンなどの黒色果実や革、タバコなどの複雑な香りも特徴です。

醸造:ステンレスタンクにて5~8日間低温浸漬後発酵。5~8日間マセラシオン。旧フレンチオークバリック50%、ステンレスタンク50%にて3ヶ月熟成。

JANコード:4582565765038

参考評価
リアルワインガイド68号…旨安ワイン掲載(2016)

光沢のあるガーネットがかったルビー。クランベリーやチェリーなどの赤い果実、ユーカリ、バニラ、革、カルダモンや胡椒などのスパイス、チョコレートなど複雑な香り。滑らかな質感の熟したタンニンとしっとりとしたミネラルとともに、ほのかな酸味を伴うベリー系の果実味が豊かに広がります。

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