アルバン・ヴィンヤーズは、1986年にワインメーカー兼オーナーであるジョン・アルバン氏が、アメリカ初のローヌ品種専門のワイナリーとして設立しました。彼はカリフォルニアにルーサンヌやグルナッシュなどのローヌ品種を取り入れ、アメリカでのローヌ品種の普及につとめた大功労者です。また、世界最大のローヌ品種の国際的な祭典であるオスピス・デュ・ローヌの創設者でもあります。
栽培においては、認証こそ受けておりませんが、出来るだけ手を加えず自然なままに行っております。その中でも羊の放牧がユニークな点です。アルバンの畑では、収穫後すぐに羊を放牧し、収穫直前まで放牧し続けており、これにより葡萄に害のある虫や雑草などが自然に駆除され、また彼らが食べたものが堆肥となります。一方で、ドローンやロボットの導入も積極的に行っており、空から葡萄を狙う鳥対策としてドローンを循環させたりもしています。
シラーは土壌のタイプ別に植えられており、それぞれの畑には、アルバンの家族の名前が付けられております。(REVAは母、LORRAINEは妻、SEYMOURは父)
醸造においても、余計な手は加えず、その土壌の特徴を最大限に表現できるよう行っております。自然のまま、何世紀も受け継がれてきた手法と、近代的な技術を使い、伝統を「美味しい」へ変えていくことをモットーにワインを造り続けています。
レヴァの過去評価
ワイン・アドヴォケイト…100点(2006)
「2006年のレヴァは、驚くほど豊かで濃厚」
「このワインはあらゆる意味で素晴らしい。驚くほど凝縮感がありながら、非常に繊細で濃厚なワイン。」
ワイン・アドヴォケイト…99点(2016)
「2016年のレヴァは、力強さと優雅さが融合した稀有なワイン。」
「口当たりは濃厚で、甘美な果実味と非常に贅沢で、広がりのあるフレッシュさが長く続く余韻に、もう一口飲みたくなる。」
ジェブ・ダナック…100点(2014)
「素晴らしいワインメーカーが造った記念碑的なワイン。」
「あらゆる点で素晴らしい、世界クラスのワイン。」