
ピエモンテ州北東部プリオッカに位置するわずか5haの小規模なワイナリーです。オーナーのミケーレは「人の口に入るものだから」とできる限り自然なワイン造りを心掛けます。葉の腐食を避けるために布を張り、昆虫の存在を拒絶せず生態系における微生物をそのままにしています。そして全て自然界の肥料だけが使われ人口肥料は決して使われることはありません。ラベルの月のマークは、ビオディナミの象徴である”月”をモチーフにしています。ヒルバーグでは極力、醸造所で必要最低限の作業にとどめて葡萄本来の味を活かす為に畑に力を入れます。例えば葡萄の葉。葡萄の葉は葡萄の実よりも水分を必要とします。それを利用して葉の量で葡萄の糖分をコントロールしています。具体的な例を挙げると、猛暑だった2003年は多くの葉を取り除く事で、実にも水分が回るようにすることで過度な葡萄の凝縮を防ぎました。逆に雨の多い年は、葉を多く残す事で葉に多くの水分が行き渡るようにして葡萄の希釈を防ぎます。ミケーレ・パスケロ氏は一つ一つの作業に手間が掛かる為数々の名声を得ながらも、これ以上畑を増やし生産量を増やそうという事は考えておりません。かたくなにワインの品質にこだわり今後も安定した品質が期待できます。
■生産者からのコメント
「私たちは小規模だからこそ、ロッタ・ギダータと言われる可能な限り有機的な栽培を行い、必要な時だけ最小限の農薬散布を行う方法を採用しております。また、ビオディナミ的な月の満ち欠けによる影響を考えて栽培や醸造を行っており、ラベルにも三日月をモチーフにしたデザインを採用しております」