かつてピエモンテでは一部の大手等、ごく限られた生産者のみが瓶詰めを行っており、ほとんどの葡萄栽培家は収穫されたワインを瓶詰めする等は考えもしていませんでした。グラッソ家も先代までは葡萄栽培のみを行っておりました。先代は『葡萄栽培家はあまり良い職業では無い』と考えており、現オーナーのエリオ氏には家業は継がせるつもりはなく、エリオ氏はトリノの経済大学にすすみ銀行に就職をしますが、先代が病気に掛かってしまった事をきっかけに『自分の生まれ育った風景を残したい』という思いから家業を継ぐ事を決意し、そして現在は合計14haの畑を所有。年産約5000ケース程の生産をするようにまで至りました。1978年より区画ごとに醸造したバローロ、“キニエラ”“カサマテ”をリリースするようになり1995年にはワイナリーにとって最上級のバローロ“ルンコト”の生産を始めます。そのルンコトの2ndヴィンテージ1996が2002年度版のガンベロ・ロッソ誌にて「ベストワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる等現在はイタリア国内外で高い評価を得ております。世界各国でも大変人気があり需要の高いワイナリーですが、エリオ氏は自分達が管理できる範囲以上の生産本数を増やすことは考えておりません。

◎ワイン造りに対する徹底した環境造り
エリオ・グラッソでは『何がワインに対してベストなのか?』というのを追求し、数年前にカンティーナを建て替えました。まずカンティーナに入ると温度・湿度の管理が完璧に行き届いたMLF中のルンコトのバリックが並べられた部屋が広がります。そしてその奥の扉を入ると高速道路のトンネルを掘る機械で掘ったという自慢のエイジングセラーに樽が並べられています。トンネルを更に進むと瓶熟の部屋とワインをストックする部屋があります。そしてトンネルの突き当たりの階段を昇ると発酵等を行っているタンクのある部屋に行き着きます。非常に清潔感があり温度・湿度の管理が完璧にコントロールできるワインに対してベストな環境が整ったカンティーナです。

◎2014年版ガイド掲載文章抜粋
ガンベロ・ロッソ2014 ELIOGRASSO★
エリオ・グラッソがランゲのトップ生産者になった理由が2つあります。一つ目は安定したクオリティー。極上のワインを長く造り続けている。2つ目はネッビオーロの造り方が独特でクラシックでもモダンでもない。クリュバローロのカサマテやキニエラは25hlのオーク樽、ルンコト・リゼルヴァはバリックで熟成しますが、どちらもその素晴らしいクリュの複雑な特徴をうまく表現している。

エスプレッソ2014 ELIOGRASSO★★
エリオとジャンルカは畑を愛し、醸造テクニックにも精通しており、伝統的なバローロとモダンなバローロの間の丁度良いバランスを見つけ出した。肉厚でストラクチャーがモダンだが、伝統的なバローロのようにテロワールを綺麗に表現しています。

スローワイン2014
息子のジャンルカや妻のマリナに支えられ、良いチームです。高品質、自然への尊敬、手作り感というエリオ・グラッソのコンセプトが全ての仕事ぶりに現れている。エリオ・グラッソのワインはクリスタルのようにピュアで感動的です。生産者の細かさ、気遣いが非常に感じられます。カサマテ2009は複雑で奥深く、非常に長く持続する。キニエラ2009も更に奥深く、滑らか。ルンコトはレベルの高いバローロで、ジャンルカの樽の使い方が上手。ランゲ・ネッビオーロやバルベラ・ダルバもいつもどおり安定している。


BAROLO GINESTRA VIGNA CASA MATE 2020 1500ml <赤>

  • 商品コード034149
  • 【JAN】4582565780253
  • 【希望小売単価】¥ 55,200

BAROLO GINESTRA VIGNA CASA MATE 2020 1500ml <赤>

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¥ 55,200

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バローロ・ジネストラ・ヴィーニャ・カサ・マテ

BAROLO GINESTRA VIGNA CASA MATE 2020 1500ml ※化粧箱つき(木箱)

価格¥55,200 (希望小売価格)
生産者名:ELIO GRASSO (エリオ・グラッソ)
原産地呼称:D.O.C.G. BAROLO
品種:ネッビオーロ100%(平均樹齢45年)
醸造:温度管理可能なステンレスタンクにて20-25日間醗酵。ステンレスタンクにてMLF後、25hlのスラヴォニアンオークにて約30ヶ月間の熟成後、瓶熟8~10ヶ月間。

JANコード: 4582565780253

Ginestra(ジネストラ)の特徴
[スロー・フード社発行-Atlante delle vigne di Langaより抜粋]
ジネストラのクリュ畑は二ヶ所に分かれます。一つは広く、Rodoli(ロードリ)集落の一部であるGinestra(ジネストラ)そしてSerralunga(セッラルンガ)の集落に位置します。ジネストラの集落にある畑は南向き、それ以外は東南に向いています。そしてもう一ヶ所はPajana(パヤーナ)の周辺にありこちらは狭く東南に向かっています。標高300~400mに位置し総面積は15haになります。
※エリオ・グラッソはカサ・マテの畑を南向きのジネストラの集落に所有しております。

2020ヴィンテージ評価
ヴィノス…96点
ジェブ・ダナック…96点
ワイン・アドヴォケイト…94点

参考評価
ワイン・アドヴォケイト…97+点(2019) 97点(2015、2016) 96点(2013、2018) 95点(2017)
ヴィノス…97点(2016) 96点(2013、2015、2017)
ガンベロ・ロッソ…最高評価3ビッキエーリ(2015、2019) 赤い2ビッキエーリ(2013、2017、2018)
ヴェロネッリ…最高評価スーペル・トレ・ステッレ(2013、2015、2016)
ヴィタエ…最高評価4ヴィティ(2013、2017)
ビベンダ…最高評価5グラッポリ(2013、2015、2016、2017)
ドクターワイン…95点(2015、2017)
スローワイン…最高評価Grande Vino(2015)
ジェームス・サックリング.com…98点(2017) 97点(2016) 94点(2013)

非常に濃い深いルビー色。スミレやミネラル、ラズベリー、プラム、なめし革等の複雑なアロマ。口に含んだ第一印象はひんやりとした冷たい鉄や湿った土の様なニュアンスを感じ、鼻からハーブや針葉樹の涼しげな風味が抜けます。時間の経過と共に果実の風味の濃さが増してゆきまさに『噛めるようなタンニン』というような口一杯に頬ばったようなタンニンの広がりと共にミネラルも広がります。余韻には大樽由来の品の良い風味と共に濃い果実の風味が長く続きます。