大阪市 谷町四丁目駅にある Macauda 様 において、
2022年2月のおすすめワインカンテ ピノ・ネロ・セレツィオーネ 2016」のペアリング実証を行いました。
今回セレクトしていただいたのは、「いかすみのカサレッチ」



【ペアリングコメント】
いかすみのコクとうまみが、カサレッチェに絡み、
噛むほどにうまみがでる南イタリアらしい1品。
カンテは北イタリアになりますが、ピノネロのきれいな酸味が補助となり、
奥深いワインのうまみと複雑味が同調する。
食事がすすむエレガントなペアリング。



オーナーシェフ 濵口晃洋 様
1981年 和歌山県田辺市生まれ。
大阪市西区のイタリア料理店 Trattoria pappaで修行、
系列店baR pappAで7年間シェフを務める。
渡伊。
ローマ・ピエモンテ・プーリア・シチリア等の
レストランで約2年間修行。
2019年7月 谷町四丁目で「Macauda」をオープン。



イタリア最高の白ワインの造り手の一人とも称えられるカンテはトリエステの程近く、カルソに位置する生産者です。カンテの一族は1840年頃からこの地でワインを造っており、現在のオーナー、エディ・カンテ自身も、カルソのDOC認定の立役者で、カルソのコンソルツィオ(協会)の初代会長でもありました。

ローマ時代よりカルソのワインは重用されており、この地で造られたワインが薬として各地に広まり皆に親しまれておりました。また、余談ですがプロセッコという言葉もカルソにあるProsek(プロセック)村に由来しているそうです。カルソは地理学用語で使われるカルスト(スロベニア語:クラス、イタリア語:カルソ)の語源となった地域で、その名の通り石灰質が豊富な土壌が特徴で、ボーラと呼ばれる北から吹く地方風と合わさり、この地独特のテロワールを形成しています。

カルソの土地は地面のすぐ下に分厚い岩盤があり、土の少ない非常に痩せた土地のため、樹が大きくなりすぎず、自然と収量も落ちます。所有する畑はイタリアに9ha、スロヴェニアに6haと、国をまたがって計15ha所有しております。尚、DOCの枠組みに縛られずワイン造りを行いたいため、現在ほとんどのワインはIGT、またはVdTとしてリリースしております。


PINOT NERO SELEZIONE 2016 <赤>

  • 商品コード031321
  • 【JAN】4589768271663
  • 【希望小売単価】¥ 7,960

PINOT NERO SELEZIONE 2016 <赤>

アルコール度数 Alc:12.0%

¥ 7,960

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ピノ・ネロ・セレツィオーネ

PINOT NERO SELEZIONE 2016

価格¥7,960 (希望小売価格)
生産者名:KANTE (カンテ)
原産地呼称:I.G.T.VENEZIA GIULIA
品種:ピノ・ネロ100% (平均樹齢15年)
醸造:旧バリックにて約1ヶ月マセラシオン、発酵後、同容器にて24ヶ月熟成。ステンレスタンクで安定させ、濾過せず瓶詰め。

JANコード:4589768271663

参考:2009ヴィンテージ評価
ビベンダ2014…4グラッポリ

ほのかにオレンジがかったルビー。ラズベリーやクランベリーなど小さい赤い果実の澄んだ果実香に、タバコやスパイスのニュアンスが加わり非常に複雑なアロマ。タンニンはサラサラと細かく、美しいミネラル感と酸味が果実味をバランスよく支えております。