「アルボレダ」は、チリ有数のワイナリー「エラスリス」とカリフォルニアの「ロバート・モンダヴィ」によるジョイントベンチャーで、1999 年に設立されました。
それまでに創られていたプレミアムレンジの「セーニャ」、カジュアルレンジの「カリテラ」とはまた違う、アコンカグアのテロワールを表現した、シングルヴィンヤードのワインを生み出しています。
「アルボレダ」ではカベルネ・ソーヴィニヨンはアコンカグア・ヴァレー、それ以外はアコンカグア・コスタの畑で栽培されています。 カベルネ・ソーヴィニヨンの畑は、トップキュヴェ「セーニャ」専用の畑と、アコンカグア川を挟んだ対岸に位置します。また、暑く乾燥しているアコンカグア・ヴァレーでは、パワフルなワインが造られる傾向にありますが、海沿いのアコンカグア・コスタのエリアでは、南極から流れるフンボルト海流からの冷たい海風の影響を受けるため、ブルゴーニュよりも冷涼な気候となり、さらにチリでも珍しい「ピサラ」と呼ばれるシストやスレートの土壌で、豊かなミネラルを備えた非常に高品質なピノ・ノワールやシャルドネが生まれます。
事実、エラスリスがこのエリアで造る「ラス・ピサラ」は、ワイン・アドヴォケイトにて最新 2023 ヴィンテージのシャルドネが 96 点、ピノ・ノワールが 95 点を獲得。「現代のチリ産シャルドネの真髄」「チリ産ピノ・ノワールのベンチマークとなり得る」と非常に高い評価を得ております。