シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するフィリップ・ド・ロートシルト男爵と、カリフォルニアワイン界の重鎮ロバート・モンダヴィ氏のジョイントベンチャーによって生み出されたワイン。オーパス・ワン(Opus One)とは音楽用語で「作品番号1番」の意味。『一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ』という考えからロートシルト男爵が命名しました。
ファーストヴィンテージのリリース直後から世界中の注目を集め、アドヴォケイトやスペクテイターなど各ガイドから高い評価を受けます。2005年、コンステレーション・ブランズ社は、ロバートモンダヴィ・コーポレーションを買収し、オーパス・ワンの50%を所有することになりました。その後、バロネス・フィリピーヌ・ド・ロートシルトとコンステレーション・ブランズ社長兼COO (最高執行責任者) であるロバート・サンズは、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社とコンステレーション・ブランズ社との間で結ばれたオーパス・ワン協定を発表しました。これは、オーパス・ワンの栽培、国内および海外での販売、運営といった3つの主要分野において、オーパス・ワンが完璧な経営の独立権を持つというものです。現在は2004年からワインメーカーに就任したマイケル・シラーチが、栽培と醸造の両方における責任者となっております。