
ビール業界の大物、ホセ・ロビスコ・パイスが1958年3月7日にリスボン州立病院がセトゥーバル半島に所有する2,900エーカーの畑を、ポルトガル政府が援助して生産協同組合となりました。1974年になるとポルトガル革命により国が不安定となり、この協同組合はペゴエス協同組合に吸収されました。ペゴエス協同組合は現在の通貨で約700万ユーロを投資して近代的な設備を導入した事で、セトゥーバル半島でも1、2を争うワイナリーへと発展しました。現在は数々の国際的なコンクールでも高い評価を得て、国内のみならず国外からも注目を集めております。
◎セトゥーバル半島-ペニンスラ・デ・セトゥーバルの特徴
リスボンの南、大西洋沿岸に位置するペニンスラ・デ・セトゥーバルのワインはほどよいコシがあり、重厚かつまろやかな風味を持ちます。東にアラビダ山脈、西南にサド川西北にタグス川の河口があるこの地はとてもユニークで、100万年もの間サド川とタグス川が運んできた砂から土壌が構成されます。
2007年2月発売ポルトガル・ワイン誌[REVISTADEVINHOS]より
近代的な醸造を取り入れ、質の高い葡萄が供給されるペゴエスは近年、再編成を行い、ワインのスタイルを変えた事によりポルトガル国内に限らず、海外でも人気商品となった。葡萄の厳しい選別、巧みな樽使いによってワインの質はみるみる向上し、消費者の趣向を捉えたワインを生み出している。COLHEITA SELECCIONADAの白はポルトガルの白ワイン全体で見てもかなりクオリティーが高く、シャルドネや地葡萄を引き立てるピノ・ブランの使い方が絶妙で、試飲を楽しくさせる。醸造責任者のJaimeQuendera氏は市場の声をよく聞く人物である事に加え、JaimeQuendera氏の声に耳を傾けられる実にオープン・マインドなオーナーが無名だった協同組合を一躍有名にしたのだろう。