ヴィーニョ・ヴェルデの生産地域は、総面積7000k㎡と世界でも最も広い原産地呼称区域の一つである、ポルトガルの最北部、ミーニョ地方です。カーヴェス・ド・カザリーニョはミーニョ地方の中心地、サント・アドリアン・デ・ヴィゼラに位置する生産者です。ヴィゼラ川が中央を流れるこの地域は、花崗岩土壌が広がる土地で、11世紀にはすでに葡萄の名産地として知られていた記録が残っています。1944年にカメロ家とファリア家により設立され、現在ヴィーニョ・ヴェルデの他、ダン、ドウロなど様々な産地からワインを生産しており、国内外のコンクールで高い評価を得ております。現在は創立者から数えて三世代目がワイナリーを運営し、近代的な醸造設備の導入を行い、高いクオリティを維持しながら年々生産量を拡大しております。