長年地域の協同組合でヴェルディッキオの醸造に携わっていた、醸造家ソルストリを中心に1996年よりマルケに創設した、革新的なワイン醸造プロジェクトを探求するワイナリーです。カサルファルネート社はイタリア・マルケ州アンコナの周辺、DOC Verdicchio dei castelli di jesi Classicoのエリアで1995年に創立されました。標高300~400mに総面積60haの敷地を所有し、葡萄畑だけでなくオリーブやマルケで有名なスイートピーの栽培も行っています。違う区画で収獲された葡萄を用い、異なるキャラクターのワインを表現する生産者は多い中、カサルファルネートでは同じ条件の畑から収穫されるヴェルディッキオ種を、約1月ずつ収穫のタイミングをずらして3つの異なるキャラクターを生み出します。1回目の収穫された葡萄より産出されるフォンテヴェッキア。フォンテヴェッキアよりも約1ヶ月収穫を遅らせたグランカサーレ。更に収穫時期を待って少し貴腐をつけてから収穫したチマイオ。3本共にはっきりと異なる個性がお楽しみ頂けます。
また、エノロゴにはフォントディやリジーニなどを手がけた、イタリアを代表する醸造家フランコ・ベルナベイ氏を採用しております。

2013年度版ドゥエミラヴィーニに掲載
カサルファルネートは疲れ知らずのワイナリーです。カステッリ・ディ・イェージの真ん中にあるこの会社では会社を広くしたり、新商品開発にいつも忙しく働いています。畑仕事は各特徴を活かすために考えられ、醸造コンサルタントにはフランコ・ベルナベイ氏を採用しており、他とは一線を画す味わいです。

CIMAIO 2009…5グラッポリ
濃い金色。ミネラルやアニス、ココアバター、フレッシュシトラスやコンポートのシトラス。ニワトコやハーブ、オークのヒントが感じられます。味わいが調和し魅了されます。最初から長い余韻まで、全て完璧です。

2010年版ガンベロ・ロッソ「ベーレベーネ・ローコスト」掲載
カサルファルネートのヴェルディッキオ「フォンテヴェッキア」が、ガンベロ・ロッソが発行する2010年版の「ベーレベーネ・ローコスト」にエチケット付きのオスカーとして掲載され、『やめられない止まらない』と絶賛されました。
(2010年よりラルマナッコ・デル・ベーレ・ベーネから名称変更)

[掲載文章抜粋]
CASALFARNETO FONTEVECCHIA 08
フォンテヴェッキアは値段が安く非常にコストパフォーマンスに優れている。エレガントで柑橘系のアロマ。口の中では多様な感覚の層が重なりあい調和している。バランスとピュアな香りがあり、綺麗な酸味が長く持続するので、飲み始めるとやめられない止まらない。

◎エチケットに描かれる女性は?
「カサルファルネートのエチケットに描かれている女性は誰なの?」という質問をたまに耳にするので簡単にご説明いたします。
エチケットをデザインしたのはカサルファルネートと仲の良い、Bruno D’Arcevia(ブルーノ・ダルチエヴィア)という人物です。ダルチエヴィア氏は新マニエリズム派のとても有名な人物で、ローマとニューヨークにアトリエを構える芸術家です。エチケットに描かれている葡萄を分け与えている女性は「ワインはテロワールからの頂き物」を意味しております。


PAO ORANGE 2022 <白>

  • 商品コード005984
  • 【JAN】4582565773163
  • 【希望小売単価】¥ 5,960

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パオ・オレンジ

PAO ORANGE 2022

価格¥5,960 (希望小売価格)
生産者名:CASALFARNETO (カサルファルネート)
原産地呼称:I.G.T. MARCHE
品種:ヴェルディッキオ100%(9月中旬に収穫)
醸造:50%除梗し、15HLのアンフォラ型コッチョペストにて発酵。果皮や澱と共に7ヶ月熟成し、瓶詰め。

JANコード:4582565773163

綺麗な琥珀色の外観。柑橘系の果実や杏子の果実香、ユリの花、石灰、やや蜂蜜のアロマ。花梨や枇杷のような果実味と綺麗な酸が口内に広がります。程良いタンニン感は滑らかに舌の上に残り、余韻には果実の果皮のような苦みが少し残ります。