BIBI GRAETZ  ビービー・グラーツ

新バリックでアルコール発酵から熟成までの醸造工程を全て行い過去に無いタイプのスーパー・タスカンを生み出した事で初ヴィンテージからワイン業界の話題をさらったビービー・グラーツ。2000年の初ヴィンテージよりイタリアワイン・ガイドの権威ヴェロネッリ誌は『今回のヴィニタリー(イタリア最大のワイン見本市)で最高のワイン』と絶賛したのを始め、イタリアで最も有名な酒屋は試飲するなり『全部売ってくれ!』、ヴァランドローで知られるジャン・リュック・テュヌヴァンも試飲するなり即決で2000本のオーダーを入れる等いきなり注目を集めます。更にテスタマッタ 2001は世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ2003」にて見事3万本の中から最優秀赤ワインに選ばれました。2004年は生産者ビービー・グラーツがイタリア・ソムリエ協会が選ぶ「ベスト・プロデューサー」最終選考の最後の3人に選ばれる等、名実共にイタリアを代表するワイン生産者となりました。

また、アーティスト一家で育った「芸術家・ビービー グラーツ」として自身の手掛ける全ワインのラベルをデザインしております。ワイン同様、一度見たら忘れられないインパクトのあるラベルは芸術家ならではの「視覚でも楽しめるワイン」と言えます。
 
 
[テスタマッタとは?]
ここで少しテスタマッタが他の赤ワインとどのように醸造方法が違うのかをおさらいさせて頂きたいと思います。赤ワインを発酵する際に通常はステンレスタンクやセメントタンク発酵用の大樽を使い、熟成は熟成用の樽で行います。しかしビービー・グラーツは通常は熟成に使うバリック(228リットル)を縦に置き、蓋を外して発酵を行うという常識にとらわれない方法を用いて世間を驚かせました。マセラシオン期間中は毎日、多い日で日に8回のピジャージュを全て手作業で優しく丁寧に行います。発酵期間が終わると果帽とワインを別けて発酵に使った樽にワインを戻し、蓋を閉め直しマロラクティック発酵と熟成を行います。この醸造方法のメリットは、発酵前の搾汁と樽の接触をなるべく早く行う事で、樽香がワインに強く影響するのを防ぎ葡萄本来の味わいを引き出せる事です。 また発酵の初期段階から小さい容量のバリックで行う事により、発酵のエネルギーによる温度上昇を抑え、低い温度での抽出が、瑞々しい酸と味の乗った品の良い甘味を両立させる事を可能とします。


TESTAMATTA 2019(20周年記念ラベル)<赤>

  • 商品コード002209
  • 【JAN】4582565754216
  • 【希望小売単価】¥ 26,000

TESTAMATTA 2019(20周年記念ラベル)<赤>

アルコール度数 ALC:14.0%

¥ 26,000

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テスタマッタ

TESTAMATTA 2019(20周年記念ラベル)

価格¥26,000 (希望小売価格)
生産者名:BIBI GRAETZ (ビービー・グラーツ)
原産地呼称:I.G.T. TOSCANA ROSSO
葡萄品種:サンジョヴェーゼ100%
醸造:新バリックにて野生酵母のみを使い発酵、7-10日間マセラシオン。毎日6回手作業でのピジャージュ。発酵と同じバリック内にて約2年の熟成。

JANコード:4582565754216

2019ヴィンテージ評価
ワイン・アドヴォケイト…94点
ジェームスサックリング…97点
ワイン・スペクテーター…90点
デキャンタ…96点

「テスタマッタ」は、ビービー・グラーツを代表するワインです。英訳にすると「クレイジーヘッド」という意味。ポジティブで創造的で情熱的な人物、ビービー・グラーツを表したネーミングです。赤ワインの新バリック発酵という、過去に無い醸造方法を用い、2000年代前半にイタリアワイン業界を席巻したスーパータスカンです。

生産者より2019ヴィンテージコメント
「エレガンス」これがテスタマッタ2019を表現する言葉です。20周年を祝う記念碑となり、2000年の初ヴィンテージ以来サンジョヴェーゼ品質のピークです。テスタマッタ2019は完全にバランスの取れた味わい、信じられないほどの複雑さ、幾重にも重なる香りの層を備えます。