ピエモンテ州北東部プリオッカに位置するわずか5haの小規模なワイナリーです。オーナーのミケーレは「人の口に入るものだから」とできる限り自然なワイン造りを心掛けます。葉の腐食を避けるために布を張り、昆虫の存在を拒絶せず生態系における微生物をそのままにしています。そして全て自然界の肥料だけが使われ人口肥料は決して使われることはありません。ラベルの月のマークは、ビオディナミの象徴である”月”をモチーフにしています。ヒルバーグでは極力、醸造所で必要最低限の作業にとどめて葡萄本来の味を活かす為に畑に力を入れます。例えば葡萄の葉。葡萄の葉は葡萄の実よりも水分を必要とします。それを利用して葉の量で葡萄の糖分をコントロールしています。具体的な例を挙げると、猛暑だった2003年は多くの葉を取り除く事で、実にも水分が回るようにすることで過度な葡萄の凝縮を防ぎました。逆に雨の多い年は、葉を多く残す事で葉に多くの水分が行き渡るようにして葡萄の希釈を防ぎます。ミケーレ・パスケロ氏は一つ一つの作業に手間が掛かる為数々の名声を得ながらも、これ以上畑を増やし生産量を増やそうとい事は考えておりません。かたくなにワインの品質にこだわり今後も安定した品質が期待できます。
■生産者からのコメント
「私たちは小規模だからこそ、ロッタ・ギダータと言われる可能な限り有機的な栽培を行い、必要な時だけ最小限の農薬散布を行う方法を採用しております。また、ビオディナミ的な月の満ち欠けによる影響を考えて栽培や醸造を行っており、ラベルにも三日月をモチーフにしたデザインを採用しております」
2014年版ガイド掲載文抜粋
ビベンダ(旧ドゥエミラヴィーニ)
ヒルバーグはどこにでもあるようなワイナリーではありません。ビオロジック栽培は今話題になっていますが、この哲学が広まる以前から自分のテロワール、畑を愛し、シンプルで自然なワインを作り続けてきました。長年この道を歩み続け、高い評価をされています。
スローワイン
ヒルバーグのワインは「畑の声」です。無濾過、無清澄で野生酵母のみで発酵させ、SO2の添加も控えめです。プリオッカの土壌では上品な香り溢れるワインが出来上がります。
◎イタリアワイン・ガイド誌3年連続で三冠達成。ネッビオーロ・ダルバ
ヒルバーグを代表する1本、ネッビオーロ・ダルバが2007年版~2009年版の3年連続で「ガンベロ・ロッソ」、「ドゥエミラヴィーニ」、「ヴェロネッリ」のイタリア・ワインガイド3誌より最高評価を獲得しております。
「田崎真也セレクション」18点獲得
ヴィノテーク2010年1月号の「ヴィノテークワインバイイング・ガイド田崎真也セレクション」にネッビオーロ・ダルバが18点で掲載されました。1月号は81本のエントリーされたワインのうち27本が掲載されネッビオーロ・ダルバが獲得した18点はリコルマと同得点です!


29.5 NV(2019) <赤>

  • 商品コード034704
  • 【JAN】4582565761092
  • 【希望小売単価】¥ 4,760

29.5 NV(2019) <赤>

アルコール度数 ALC:14.0%

¥ 4,760

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ヴェンティノーヴェ・エ・メッゾ

29.5 NV(2019)

価格¥4,760 (希望小売価格)
生産者名:HILBERG PASQUERO (ヒルバーグ・パスケロ)
原産地呼称:VINO ROSSO
品種:バルベラ100%
熟成:野生酵母のみを使いステンレスタンクにて発酵。ステンレスタンク、大樽併用し6ヶ月熟成。無濾過無清澄にて瓶詰め。

JANコード: 4582565761092

「29.5」とは、月の満ち欠けの一周期に由来します。ワイナリーのロゴにも使われているように、月はヒルバーグにとって栽培の根幹となる重要な天体であり、これに敬意を払い名付けられました。

深いルビーレッドの外観。チェリーなどの赤系果実の香りにラベンダーや革、スパイス、タバコなどのニュアンスも。優しいタンニンや、爽やかな酸味、澄んだ果実味が心地よく口中に広がります。