
オーナーのロベルト・チェラウド氏は1981年に畑を購入し1990年にワイナリーを設立、1992年にワインの生産を始めました。スタート当初からAIAB/ICEAの規定に従い有機栽培を行い、クオリティの高いオリーブオイルとワインを生産しております。
チェラウドがカラブリア州で有機栽培を始めた先駆者であり、現在カラブリア州で最も有名な有機栽培の生産者と言っても過言ではありません。
エノロゴには弊社が取り扱うウンブリアの生産者ポッジョ・ベルタイオのファブリツィオ・チフォリ氏を採用しております。ファブリツィオ・チフォリ氏はかつてトスカーナのアヴィニョネジで50&50を手掛け、実家のポッジョ・ベルタイオでもトップ・キュヴェ“クロヴェッロ”初ヴィンテージである2000年がヴェロネッリ2003年度版にて年間のイタリアワインBest25に相当するIl Sole(イル・ソーレ)を獲得する等、輝かしい実績の持ち主です。
チェラウドの素晴らしい葡萄を産み出すテロワール
オーナーのロベルト・チェラウドは質の高い葡萄が収穫できる素晴らしい気候条件について以下のように語ります。
『チェラウドの特徴は海が近い事です。朝窓を開けると吹き込む風の中には「海の香り」が感じられ、夏の静かな夜には波の音が聞こえてきます。葡萄やオリーブは、強い日差しの恵みを受けながら育ちますが、夜になると海からの風が畑の温度を下げる事でゆっくりと葡萄が完熟に向かいます。この場所は忙しい現代社会から遠くかけ離れた素晴らしい環境です。ここで時間や有機農法の規則を正しく守りながら生活する事で、葡萄は毎年安定した品質で育っていきます。私たちのワインがリズムの崩れた生活の中で暮らす、皆様の癒しになってくれる事を願っております』
各ワインガイド評価文抜粋
ガンベロ・ロッソ2014年版
チェラウドは農業家が実現した夢である。土着品種やビオロジックに注力し、全ての畑でビオロジック栽培が行われています。ワインは個性的かつテロワールをよく表しています。グリサラはペコレッロで造られており、非常にエレガントでスパイスの香りが現れ、きれいな酸味、フレッシュさ、果実味が豊か。
ビベンダ2014年版
この素敵な家族経営のワイナリーは、品質がおどろくほど安定している。景色も美しい。庭は地中海を見渡し、古いオリーブの樹や柑橘類の樹に囲まれ、その中心に1600年代の建物があり、現在アグリツーリズとして使われている。チェラウドは1992年よりビオロジックを始め、現在はカラブリア州のビオワイナリーの代表となっている。
エスプレッソ2014年版
農業に熱心な紳士、ロベルト・チェラウドは、ガリオッポやマリオッコの他、絶滅しかけていたペコレッロを栽培している。全てビオロジックで、60haの畑が広がり、オリーブや柑橘類の栽培、アグリツーリズモやレストランも経営している。