ボルドーとローヌのワインをブレンドし、19世紀の味わいを現代に蘇らせた、レオヴィル・ラス・カーズのCEOが手掛ける超希少ワイン「オディッセ 2019」のご案内です。
かつて19世紀のボルドーワインは、エルミタージュのシラーをブレンドし、酒質の強化を行うことがありました。この手法は「エルミタージング」と呼ばれ、近年、シャトー・パルメがこの手法を再現した「シャトー・パルメ ヒストリカル・19thセンチュリー・ブレンド」というワインをリリースしたことでも話題になりました。 オディッセもこれと似たコンセプトで造られており、サン・テステフに近い、メドックのエリアで栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンと、シャトーヌフ・デュ・パプに近い南ローヌのグルナッシュ、ムールヴェードルをブレンドしたワインです。どちらの畑も50年以上と高樹齢で、非常に高品質な葡萄が栽培されております。
手掛けるのは、ボルドーのスーパーセカンド「レオヴィル・ラス・カーズ」、メドックの「ポタンサック」のCEOを歴任し、2022年からはサン・テステフの「モンローズ」のCEOに就任したピエール・グラフィユと彼の友人であるローヌの造り手マチュ・デュマルシェの二人。 2つの地域のワインをブレンドしているので、原産地呼称は一番下のクラスの「ヴァン・ド・フランス」となってしまいますが、ボルドーらしいエレガンスやフィネスと、南ローヌの親しみやすさを併せ持った稀有なキャラクターとなっております。
2015ヴィンテージが初リリース、2019は5ヴィンテージ目です。すでに各評価誌では毎ヴィンテージ高い評価を得ており、ワイン・アドヴォケイトの前編集長リサ・ペロッティ・ブラウンは前2018ヴィンテージに95点を与え、2019ヴィンテージには自身のサイト「ワイン・インディペンデント」にて94点を付けております。 年産は約9000本。希少性も高く、これから人気が高騰すると、入手困難になる可能性も高いです。
是非、ご検討の程お願い申し上げます。
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